地球を助けて!!メダカのお願い―NPOメダカの学校の“助ける!シリーズ”〈その3〉 (NPOメダカの学校の“助ける!シリーズ” その 3)

地球を助けて!!メダカのお願い―NPOメダカの学校の“助ける!シリーズ”〈その3〉 (NPOメダカの学校の“助ける!シリーズ” その 3)の詳細

仏教には依正不二という言葉があります。自分（正報）と周りの環境（依報）すなわち自然とは別々な存在ではないという意味です。今の自分を写し出す鏡は現在、私たちが置かれている環境であるということなのです。だからこそ、人間は自然の一部分であるということに早く気づいて欲しいのです。この『地球を助けて！！メダカのお願い』という絵本を読んであらためて、「自分は自然に守られて生かされているんだ。」と感じました。でも、その自然が人間の欲望の犠牲になりどんどん壊されている。しかし、自分も生活をすれば自然を汚してしまう。そんなジレンマに苛まれます。だからこそ、自然に少しでも恩返しがしたいと思いそのことがメダカの学校に出会わせてくれたのだと思います。自然を大切にして地球をきれいにすると私たちの心も身体もきれいになって病気も良くなります。僕は看護師をしてきて、そして、自分が患者として入退院を繰り返して、１つ学んだことがあります。それは「人は自然から離れれば離れるほど病気になる」ということです。僕にとって今までの治療は自然から一番遠いところにある存在でした。だから、治らない病気がメダカの学校では治癒するのだと確信しています。地球（自然）という生命体を守ることが私たちの尊い命を守ることになると僕はこの絵本から学びました。これからも未来の自分たちのために、そして、未来の子供たちのために、陸メダカの一員としてみんなで仲良く自然を大切に守りながら生きていきたいと思います。