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幻の北海道殖民軌道を訪ねる - 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ (交通新聞社新書002)

によって 田沼 建治

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本のタイトル : 幻の北海道殖民軌道を訪ねる - 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ (交通新聞社新書002)
作者 : 田沼 建治
ISBN-10 : 4330073099
発売日 : 2009/6/15
カテゴリ : 本
以下は、幻の北海道殖民軌道を訪ねる - 還暦サラリーマン北の大地でペダルを漕ぐ (交通新聞社新書002)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
かつて北海道にのみ存在した殖民簡易軌道の廃線後を、仕事の合間を縫ってはコツコツと自転車で走破し続ける筆者の紀行文集。1972年に最後の殖民軌道が廃止されてから既に40年になろうとしているので、よくある廃線跡紀行とは違って、現役時代の痕跡は(路盤跡をのぞいては)ほとんど存在していないのが残念だが、昔の地図を頼りに実際にルートを自転車で走破し続ける筆者の思い入れには感嘆した。限りある時間を有意義に過ごすために、事前に念入りなスケジュールを立てて分刻みの行動を緻密に取るあたりは宮脇俊三氏にも似た筆者の実直さが現れていて気持ちよく読み進めることができる。ただ、まことに残念なのが、どういった経緯で筆者がここまで殖民軌道にのめりこむようになったのか、その経緯がほとんど書かれていない点である。最初のページは何の前振りもなく、いきなり北海道に到着した旅の開始時点から始まっていて、それはそれで臨場感を感じさせていていいのだが、本文を読み進めていっても、殖民軌道そのものに対するわずかな説明がある以外は、その動機付けといえる部分には全くといっていいほど触れられていない。国鉄でも私鉄でもなく、殖民軌道に絞っての廃線跡探索に筆者を至らしめたものは一体何なのか。若かった頃の北海道旅行での強烈な思い出や忘れられない出会いがあったのか、北海道開拓の社会歴史的な興味があったのか、そういった点が明らかにされていないのがなんとも歯がゆく、もどかしい思いがした。単にマイナーネタを取り上げてその方面の第一人者になってやろうなどというさもしい考えでこのような廃線跡走破が実行し続けられるはずもないわけで、そこには間違いなく、筆者をそこまで熱くさせる何かがあるに違いないと思うし、その“何か”を表すことで、筆者のキャラクターにもより一層の奥深さが見られるようになるのではないかと思うと実に残念だ。そこの部分だけが引っかかったので☆4つの評価としたが、紀行文そのものには何の不満もないと断言させてもらう。朴訥としたユーモアを漂わせながらの飄々とした文章にはとても魅力が感じられるので、ぜひとも続編を期待したい。その際に、筆者の中にある、殖民軌道に対する思い入れが記されていることを切に望みたい。この一冊で終わらせてしまうのはもったいないと感じた。

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