近世 16世紀後半から19世紀前半 (岩波講座 日本経済の歴史 第2巻)

近世 16世紀後半から19世紀前半 (岩波講座 日本経済の歴史 第2巻)の詳細

「巻末付録」として「生産･物価･所得の推定」が収録されています。付表は１～５まであり、そのなかの付表２では、近世の全国人口や実質GDPという項目もあります。付表３では人口1人当たりGDPの推移と国際比較というものまであります。これらの推定結果を頭にいれておくだけでも歴史への新たな興味が涌いてこようというものです。本書は［岩波講座日本経済の歴史］の第２巻にあたります。16世紀末から19世紀前半までについて、成長とマクロ経済、政府の役割、所得と資産の分配、、、という視点で分析した論文で構成されています。なお、本講座では第１巻から第６巻までが同じ章編成となっていることも特徴だと思いますので、掲げておきます。［章の編成］序章第1章 労働と人口―人口と都市化、移動と就業第2章 金融―農業金融の矛盾と公債市場の安定第3章 農業と土地用益―経済成長と社会的安定の相克第4章 鉱工業―農村工業の拡大と鉱業の自立第5章 商業とサービス―近世日本の市場と商業巻末付録 生産・物価・所得の推定